風香る5月、この時期各団体では総会が集中するときだが、今年は新型コロナの猛威を受けて世の中自粛ムードの基調にあってほとんどの会合が中止または延期となっています。
八幡地区コミュニティも、いつもは5月に開催される通常総会も中止せざるを得なくなりました。
97名の総会代議員には、19日に総会資料を郵送いたしました。一応ご異議やご意見、質問、提言等があった場合、25日までに自治会館まで報告していただくこととしています。
今、八幡地区コミュニティは「プロジェクトY」と称して八幡地区の課題を見つけ、その課題解決に向けて役員会や各部会で取り組みをしようとしています。これらの活動は将来の八幡地区の地域づくりに繋がらねばなりません。
高齢化が進む中、八幡地区は特に高齢化のスピードが速まっており、その対応についても、「八幡さかしい会」において地区内のお年寄りの方々を八幡自治会館に毎週集まっていただき、自分たちの食べる昼食作り、午後のレクレーションを通した取り組みは、利用者からは好評を得ています。但しこれも今は一時的にコロナの関係で中止しています。再開が待ち望まれます。
▲(写真上)さかしい会:午前中は昼食の食事作り
(写真下)さかしい会:午後はレクレーションで3時まで
また、ここ数年大分大学の学生が八幡に来て八幡を盛り上げる活動をしています。その活動は「COC+」と称する活動で、これまで毎年テーマを変えながら、八幡地区の活性化に貢献していただいています。令和元年度は、福岡市天神でそこを通る買い物客を相手に、八幡で採れるコメを中心に八幡の農産物を販売しました。参加者は、2日間早朝に八幡を出発し、夕方まで販売活動をしました。帰りのバスの中でいずれの参加者も「また来年もやりたい」との声が上がっていました。
▲福岡大丸のパサージュ広場で八幡の参加者と大分大学学生
▲(写真上)パサージュ広場:販売は並べ方にも気を使う
(写真下)パサージュ広場:古後神楽の出演には多くの見物客が集う
コロナの関係で毎年3月に開催し、地域の方々のいろいろな活動の発表の場となる「八幡地区文化祭」は中止となりました。1年後に期待したいものです。
八幡地区コミュニティは、全体的なことについて取り組む役員会と4つの各専門部会でそれぞれ予算を持ち活動しています。昨年度も活動を通じて、地域からの要望に応えた助成金を出したり、部会構成団体の要望があれば活動助成をしています。
▲(写真上)八幡の歴史現地学習会:吾清霊社で
(写真下)学校支援:八幡小の田植え
▲(写真上)ノルディックウォーキング教室:くるみ夢愛児園前で
(写真下)山下大御神社の岩戸楽の保存に助成
総会の有無にかかわらず、これからも、八幡地区コミュニティは地域のニーズに応えた組織であり続けるとともに、将来の八幡地区の住民の方々の生活基盤づくりをしてまいります。