9月3日、「我が家の一品料理」出品者の希望者の皆さんと、地域づくり部会(河島広太郎部会長)視察研修で佐賀県に行ってきました。
米粉麺専門店 いい・麺亭を訪れました。代表・藤野兼治さんにお話を伺う予定でしたが、諸事情により奥様にお話を伺いました。
▲国道263号線沿い。気さくな奥様が出迎えてくださいました。
国や県の補助を活用して建てられた設備を見学させて頂きました。アレルギー対策の為、小麦粉・そば粉は施設内に入れないというお話でした。
また、精米・製粉は別の場所で行っているそうです。
▲左から焼く・蒸す・揚げる事が出来る機械。真空パックの機械。製麺をする部屋。
▲左から、部屋の上部の殺菌用のライト。急速冷凍が可能な冷凍庫。
何でもやってみよう!という気持ちで取り組んできたそうです。
最初は米粉パン作りに挑んでみましたがパン作りは難しく、次に麺作りに挑んだそうです。
麺作りも簡単では無かったが、試行錯誤の末、アレルギーの方にも喜んでもらえる商品ができたとお話して下さいました。
商品も見せて頂きました。米粉の加工品だけでなく、レンコンパウダーなど地域の特産物を使った加工品もありました。
レンコンパウダーは、花粉症や便秘の方等幅広く喜んで頂いているそうです。
▲レンコンパウダー。米粉2種類(ケーキ、パン用・だんご用)。米粉麺(ラーメン用、レンコン入り、黒米入り)
▲パスタもあり、黒米入り・スギナ入り・レンコン入りなど種類も豊富でした。
昼食に「麺亭定食」を頂きました。米粉うどん、米粉の天ぷら、米粉コロッケなど、ボリューム満点で500円!
米粉うどんはつるっと、米粉の天ぷら・コロッケはサクッと、どちらも味も食感も楽しめて大満足でした。
▲河島広太郎部会長より、米粉や我が家の一品料理を通じて地域の活性化を担えるように研修を活かしたいとの挨拶がありました。
午後からは佐賀城本丸歴史館へ。
ボランティアガイドさんに館内を案内して頂きました。三重津海軍所跡が世界遺産に登録された事を受け、近代化と佐賀城の関わりについての展示がされていました。
入口には大砲のレプリカが!佐賀は長崎・出島を守る役割を担っていた為、いち早く欧米の技術を取り入れていたそうです。
佐賀城本丸歴史館は日本で最初に本丸を復元した建物であり、忠実に再現した建物ということでした。
廊下は畳敷きになっており、敷居との段差が無くバリアフリーな建物だったようです。
佐賀城本丸歴史館のお隣、レトロ館では米粉パンの販売がされています。種類豊富なパンと、喫茶店では古代米粉パンや米粉パンを使ったハンバーガーやソフトクリームも頂けます。
今回の研修では、米粉を使った料理だけではなく、加工品を作ることへの関心も持つ事が出来ました。
八幡の活性化の為に地域づくり部会で何が取り組めるのか、これからも試行錯誤しながら考え行動していきたいと感じた視察研修でした。
研修先のみなさま、ご協力ありがとうございました!