10月25日、古後神原地区の古後大御神社で秋季大祭が開催され、大浦楽・古後子ども神楽・古後神楽が奉納されました。
楽人は楽人宿で準備を行いました。各々、個性的な化粧を施し楽にのぞみました。
力強い太鼓とかけ声が聞こえてくると、大浦楽の始まり。幟旗を先頭に、道楽が演じられました。
杖の若者たちに続いて、大きくユーモラスにも見える唐団扇、その後ろに化粧を施した奴たちが続きます。
大御神社の麓の「下庭」に到着すると、コモラシを唐団扇であおぐ「カッパ鎮めの舞」と
それを囃子方が囲み、外側を奴やモラシが輪を作って踊る『下ん庭』の楽が勇壮に演じられました。
機敏な動きで披露された杖の演技は圧巻。県内外からの観客も息をのんで、演技に見入っていました。
「下庭」から急な階段を上り本殿のある「上庭」へ。
御神前で縁起奏上者によって、厳かに楽のいわれの巻物が奏上された後、神様に奉納するために「上庭」で再び楽を披露し、宮巡りをして退場しました。
楽が終ると、古後小学校の児童3~6年生による古後子ども神楽の奉納です。
古後小学校では、学校支援地域本部事業として「古後神楽」の指導を受けており、この秋季大祭を発表の場として練習を重ねてきました。
演技前の子どもたちはリラックスしている様子でした。
神楽の先生と一緒に「はいチーズ!」良い笑顔ですね(´∀`*)
「二人手草」「四人舞い」「御先」を披露しました。
3年生たちは初めての参加とは思えないほど堂々とした演奏でした。
舞を披露する上級生は緊張の面持ちでしたが、始まると舞に集中してとってもいい表情でした。
舞も囃子も練習の成果が発揮できた、素晴しい子ども神楽でした。
「御先」では鬼が登場しますが、小さなお子さんには怖かったみたいで泣いちゃいました(・ω・;)
最後にみんであいさつ。観客から大きな拍手が送られました。
夜になると、古後神楽が奉納されました。
宝くじの助成金で購入した新しい衣装。色あざやかで美しい!
新しい衣装が、息の合った舞を引き立たせているようでした。
こちらの大蛇(2体)も宝くじの助成金で購入。目が光ったり、口から花火が!華やかな演出ですね!!