12月15日、八幡自治会館に於いて自治組織運営協議会主催による第5回地元町議と語る会を開催。
町議6名と地域住民20名程が出席。八幡地区の問題・課題の質疑応答が行われました。
*空き家問題の対策について
・玖珠町のホームページで空き家情報を公開している。
・これまでに何戸か移り住んでおり効果は出ている。
・人口減対策は全国的な問題。定住人口を増やすため、八幡に住んでもらう働きかけをしなければならない。山本商店の再開にも努めているが模索中。
・空き家バンクの制度として、5年間定住すると夫婦子どもありで80万円、夫婦のみで50万円の補助を出す制度もある。
*公民館の老朽化への対策
・地元からの負担(3割程度)が必要となる。まずは、町づくり推進課に申請してほしい。
*町を通して修繕を行うと、公共事業となり負担が増える。地元が業者に直接依頼した方が負担は軽くなると言うのは、矛盾しているのではないか。
・実際に地元の負担が多くなる事例がある。負担を減らすように議会でも見直しを考えている。
*古後山間部携帯電波改善
・全体的な大きな問題については、地元議員6名全員で町に働きかける約束をしている。
・要望書などの準備など必要があれば、議員が査定を行ったりする。
*防災無線(外部スピーカー)設置の進捗状況について
・現状では出来ない。防災無線の対応年数の問題もあるが、現在、外部スピーカーは8カ所。25カ所くらいに立てる必要が出てくる。年次計画をたてる必要がある。
・光、デジタルを利用するかどうかも検討中。
*八幡小学校裏の河岸整備について
・河川の管轄は土木だが、大洪水や大きな被害の危険性が予想されることもある。予防の面から機会ある毎に県の方には要望をしている。
*河川の清掃・整備など環境について
・山下の畜産問題もあるが、家庭排水も大きい。合併浄化槽の提案を行っている。
・環境部会や家畜保健所も見回りし、指導している。
*松信の川の合流点を見ると、川の色が違うのがわかる。何とか出来ないか?
・太田川は重要河川で、一級河川も排水路になっている。下流からの苦情を本人に伝える。
・浄化槽は窒素分がとれない為、色がとれない。水の量が少ないと色がとれないので、水の流れを確保出来るようにならないかと考えている。
*人が暮らせば環境問題はおきる。原因追及し業者や本人を責め負担させるのではなく、議員・役場が自ら動いて学び、どうやって地域の環境をよくするか考えて知恵を見せてほしい。
・畜産の糞尿は野積みの禁止、空気乾燥するように指導して、屋根つきの置き場になっている。
・日田の方では下水道使用料を取っている。個人的な解決策は少ない。行政の対応を途中でやめない様にする必要がある。
*池ノ原住宅の建て替えについて、立て直す予定があるのか。
・何時になるのか定かではないが、建て替えする事は決まっている。
*中学校跡地利用について
中川・「八幡村」を作りたい。高齢化が進む中 温泉、ショートステイ、デイサービス、簡単な食事をするなど、見守る場としての拠点としたい
片山・統廃合も具体的な事が決まっていない為、現在のところ考えていない。
宿利俊・行政、福祉関係の建物として機能させたい。
松本・考えていないが、福祉関係に利用したい。
尾方・小学校を中学校に移転するのが良い。
宿利忠・木造は教育上良いと思うので、古後小学校を移転させるのが良いと思う。また、デイサービスなど特産物の提供の場にする。
*跡地利用は大きな問題なので、地元町議6人で協力して頂きたい。町が方針を出す前に、先に地元の意見を出す必要がある。町議も自治組織の会合に参加し、共に審議してはどうか。
・町の方針としては、地元の意見を優先に取り組むとなっている。
*道路の整備について
・古後地区等、道路整備はなかなか進まない。早期に期成会を結成して、県主導による43号線の拡幅と整備に努めたい。
・レンゲツツジの里のように、地元住民の努力も必要。
多くの要望や意見が提案され有意義な話合いとなりました。
地域住民からの要望や意見等を行政や関係機関に働きかけて、地域の活性化や発展に繋げて頂きたい。
寒い中ご出席いただいた町議及び地区の皆さまありがとうございました