8月25日八幡自治会館大ホールにて、八幡自治組織運営協議会共催:八幡小中学校PTA合同研修会が開催されました。
開会行事では、八小PTA会長・宿利敬一さん、教育文化部会部長・日隈敏子さんの挨拶、本日の講師、大山公民館館長ワトソン・ロバートさんのご紹介があり、講演が始まりました。
ワトソンさんはアメリカ合衆国アイダホ州生まれ。学生の頃、1度来日。国際交流員となり、日田市大山へ。
その後、大山の発展に尽力。また、3人の息子を育て、日田林高のPTA会長も務めた経歴があります。
『子育てと地域の役割』というテーマで講演していただきました。
『環境の違い』がもたらす誤解を、例を用いてわかりやすく説明して下さいました。
また、大人同士の関わりを面倒に感じている人が増えているのではないか、と感じてらっしゃいました。
子どもたちが人や物に関わり、心を動かし、行動する。その流れをどうやってつくっていくか。その流れが上手くいけば、子どもは上手に育っていく、とも話されていました。
ワトソンさんの好きな言葉は『愛』
『愛』は『心を受ける』と書きます。大人が原点に戻って、心を見直す必要があるのではないでしょうか。
愛情・尊敬・感謝を伝えるのは『愛してる』の一言ではないかと、ワトソンさんは話されました。
ご自身の幼少期の母親とのエピソードや、現代の教育環境についてまで、時に歌を交えながらユーモアたっぷりに講演していただきました。