10月31日に第3回となる野草学習会が行われ、野草摘み体験と試食がありました。
講師の「大分県さかもと村」村長の坂本健一さんの指導で、参加者は晩秋の時期の野草を摘みました。
野草摘みのコースはこれまでと同様に自治会館を出発し、自治会館のそばを流れる太田川の向こう側の堤防道路に沿って採取しました。
坂本さんは参加者に、「野草には毒のあるものもあり、自分の知らない野草は決して採らないことが鉄則で、それぞれの野草の効能も知ることも大切であり、始めは2種類ぐらいからでもよい。また食べられる野草のそばにはもそれによく似た毒草もあったりすることから、視覚だけでなく茎を折ったりして臭いをかいで違いを見分けることも有る。」と言っていました。
今回採取し試食したのは、「スイバ(シシントウ)」、「ナズナ(ぺんぺん草)」、「タンポポ」、「カンゾウ(甘草)」、「アカツメクサ(クローバー)」、「ヨモギ(フツ)」、「ヨメナ(ノギク)」、「カラムシ(カッポ草)」、「ノビル」、「クレソン」、「リュウゼツサイ」の11種類で、全て「てんぷら」に揚げていただきました。
野草を「てんぷら」に揚げる料理のコツは、野草を水洗いした後、「キッチンペーパー」を使いそれに野草を押し挟むなどしてよく水分を取ること、また「てんぷら」につけた「コロモ」は指ですこいで落とし「コロモ」の厚みを薄くすることでおいしくいただけるようです。
てんぷらに揚げた野草は、講師の坂本さん自製の「抹茶塩」をかけて、それぞれの野草の香や味をかみしめながらおいしくいただくことができました。