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 8月1日「くすまち人権を守る町民のつどい」があり、参加してきました。

 講演の講師は近畿大学人権問題研究所 主任教授の北口末広さんで、「差別をなくす社会システムを創造するために~部落差別解消推進法施行をふまえて~」をテーマに講演しました。

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 さすが大学教授とあって、会場内の聴衆者を眠らせない、講師の話に耳や感覚を研ぎ澄ませ集中せざるを得ない講演となりました。

 というのも、ときおり講演の中で、会場内に例題を出し、2択又は3択で手上げをさせる、または隣の人とジャンケンをさせることで、「参加型の講演」となり聴衆は引き付けられます。

 数あった2択の問題の例として、「大衆浴場で、『入れ墨をした人はお断りします』の表示をよく見かけるが、会場内の方は、これを差別ととらえますか。差別と思う人は挙手を。」続けて「じゃあ、差別とは感じない人は挙手を」というような「差別」問題のほか、「セクシュアルハラスメント(セクハラ)」についても会場内に問いかけました。

 会場内の皆さんは自由に自分自身の判断(感覚)で答えます。問題次第では答えが半々に分かれるなど迷う問題も多数ありました。「差別」ととらえるか、とらえないかは、「感覚」によって大きく左右されるものであることを知りました。

 このように「意識」や「感覚」は個人差があることがわかり、このことが「教育」によって変わっていく、つまり「人権教育」の大切さを学びました。

 この「教育」によって人々は「意識・感覚」が変わり、考え方の「基準」を変え、ひいては社会の「システム(法令など)」も変わっていくものであるとのお話に納得できました。

 人権問題も「教育」によって人々の「感覚」を変え、「システム」を変えることができます。

 また、平成28年12月に施行された「部落差別の解消の推進に関する法律」についても、内容について法学者の視点から、わかりやすくひも解いて説明してくれるなど、有意義な研修となりました。