4月7日 かまどヶ岩春祭りが開催されました
前日まで雨が続き雨中での開催かと危ぶまれましたが雨が降ることもなく式典は滞りなく執り行われました。
また、当日は同日開催のこごマルシェとの相乗効果もあり駐車場が足りなくなるほどで来場者が絶えませんでした。
戦国時代の武将、後藤又兵衛が隠れ住んでいたとされる自然の洞窟、かまどヶ岩では護摩焚きが行われました。
今年の春祭りも護摩焚きは京都の聖護院から導師が訪れ主宰し、ほかに修験僧が本州や福岡県から11人集まり、新緑の山中で盛大に執り行われました。
この護摩焚きは、平成16年にかまどヶ岩の振興を目的にかまどヶ岩のシンボルとして洞窟の中央に新たに設置した大日如来の開眼法要に、京都仏教会から来た多くの高僧により執り行われた斉燈護摩供(さいとうごまく)の法要を契機として、聖護院が翌年から毎年かまどヶ岩の洞窟内の大日如来の前で護摩焚きをしています。護摩木に書かれた1枚1枚の願いごとを読み上げて護摩木を焚く様子を来場者は見守っていました。
洞窟下のイベント会場では、来場の方々には手作りの団子汁が振る舞われ、もみじ会による大正琴の音色を聞きながら食していました。また、古後神楽も高校生や若い人たちで力強くも柔らかく舞われ、四方を新緑に囲まれて舞う神楽に来場者は酔いしれていました。
会場内では、餅つきも行われ春祭りを盛り上げていました。